多様な人がありのまま、生き生きと暮らせる社会に。

そんな社会を目指し、学びづらさや生きづらさを感じる人の生活や学習をサポートする活動を行っています。

平野清香

上智大学文学部社会学科卒業(2005)
早稲田大学人間科学部健康福祉科学科(通信課程)卒業(2020)

一般企業で営業職を経験後、兼ねてから関心のあった教育業界に転職しました。中学・高校での非常勤講師や、並行して行なっていた家庭教師としての経験から、個々の特性に応じた教育の大切さを実感し特別支援教育を志しました。2012年より東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)にて、読み書きに困難さのある児童・生徒に対するICT機器を活用した学習方法の提案や指導不登校の児童生徒に対する生活及び学習支援を行ってまいりました。

2015年に夫の転勤に伴い香港に転居し、リモートで東大先端研のプロジェクトに参画しつつ、香港日本人補習授業校の教員としても活動していました。読み書きに困難のある子どもたちに対する支援の知識と技術は、日本語を第一言語としない小学生の学習指導にも役立てることができました。
また、香港駐在中に心理学や社会福祉学について体系的に学び直したいと考え、早稲田大学人間科学部eスクールに編入し、カウンセリング学ゼミで臨床心理学を学びました。

2020年に帰国し、外資系IT企業の障害学生向けインターンシッププログラムにサブ・クラスマネージャーとして参画、障害学生の就労移行支援に携わりました。高等教育に進学する障害学生は年々増えていますが、社会でその力を発揮する機会が十分にあるとは言えません。多様な人が自分らしく学び、働き、生きられる社会を実現したいと心から願っています。

また、趣味のヨガを通じて、心と体と環境との調和にヨガやマインドフルネスが役立つことを実感し、様々な心身の事情を抱える方々にもヨガを安心して行っていただきたいと考え、日本ヨガメディカル協会認定ヨガセラピストを取得しました。視覚障害者のためのヨガクラス、チャレンジド・ヨガのサポーターとしても活動中です。

資格等